結婚式の前に婚姻届を出す人、結婚式がおわってから届ける人、スタイルは様々ですが、婚姻届の提出は結婚式以上に重要な事です。
結婚式はいろいろな準備に慌ただしく時間が流れ、終わってホッとしてしまいがちですが式を挙げただけでは法律的に夫婦にはなっていないのです。
この手続きをすませなければ、結婚式を終えても法的に夫婦とは認められません。
役所に届けを出すという単純な作業の為、後回しにされがちですが大事な手続きですから早めに届けを出しましょう。
用紙は複数枚もらっておいた方がいいでしょう。婚姻届用紙は役所の戸籍係に用意されてあり、用紙と記入例などの説明書があるのでそれも一緒に受け取ってください。
用紙には著名・捺印が必要です。夫と妻、保証人2人の計4名の記入欄があります。
記入漏れが一つでもあると受理してもらえません。法的なことなので記入欄はきちんと見直しをしてください。届け出る役所によって用意する枚数が異なることがありますが、婚姻届のほかに、戸籍謄本も必要になります。事前に確認してください。
戸籍謄本はどこでもいい訳ではなく、本籍地の役所に申請しなければなりません。遠方の場合、取り寄せに時間がかかることがあるので、事前に電話などで直接聞いて確認してみてください。
婚姻届については、全国どこの役所に提出してもよいことになってます。一般的には現在住んでいるところや本籍地に届出するのが多いでしょう。
また、時間帯は24時間いつでも受理されます。
挙式を終え、旅行からもどってきてから入籍というパターンが多く、婚姻届を出すタイミングは特に決まっていません。
ただ女性側と、男性側では婚姻届に対する温度差があるようです。
男性側では軽く考えている人が多いようですが女性サイドでは婚姻届を重要視している傾向が強いようです。
ですから男性の人は女性の気持ちを汲んで早めに手続きをすることをお薦めいたします。
しかし、そうはいってもさまざまな事情により、挙式の数ヶ月前や数ヵ月後に入籍というケースもあり二人の記念日に提出したり、日取りがいい日を選ぶことも少なくないようです。
挙式をした日、入籍した日、結婚記念日とはどちらになるのでしょうか。思い出に残る時間を過ごした挙式日にする人もいますし、その意味合いは人それぞれですね。
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